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#169 ついにこの時が来た「Back to the Future PART2」

 去る2015年10月21日(水)、この日は映画ファンにとって特別な日であった。本ブログでも#1で取り上げた「Back to the Future」、この映画はパート1からパート3まで存在しているのはみなさんもご存じのとおりだろう。パート1では映画公開当時の1985年から30年前の1955年にタイムスリップする。パート3では西部開拓時代、100年前にあたる1885年にタイムスリップをする、そしてパート2では唯一未来へタイムスリップするわけだが、それが1985年の30年後の2015年。映画内の設定では2015年10月21日(水)に到着するということになっていたのだ。
このメモリアルデイに合わせて各所でイベントやBack to the Futureが予想した30年後に今どれだけ近づいているのかなどを特集した番組が日本でも多く見受けられたことに、改めて海外のみならず、日本国内でのこの映画の人気ぶりを確認することになった。

もちろん私自身もこの映画の大ファンである。何度見直したかわからないが、今回のこのメモリアルに合わせて、普段は飲まないペプシコーラを手元に、仕事はわざわざ有給をいただき、Back to the Future3部作を見直すことにしたのである。
改めての感想を言えば、「やはり映画はこうじゃなくっちゃ」というものだ。さすがに今から見ればCG等は古めかしさを感じるものの、ストーリーの展開や話の見せ方に関しては色あせないものを持っている。

好きなシーンは二つ、まずは未来を描いた2015年のシーンだ。前作でのドタバタが終わり1985年に帰ったマーティー、そこに未来から空飛ぶデロリアンに乗ったドクがやってきて、未来を変えるべくマーティーを連れて未来へ行く。この間たった5分、1955年からやっとの思いで帰ってきたマーティーを5分後には2015年に連れて行く脚本の展開の速さたるや驚きだが、何よりその空飛ぶデロリアンのカッコよさをまずもって見せたかったという意図が伝わってくる。
そして2015年の描かれ方だが、残念ながら当時の期待ほどの現実の2015年は進歩はなかったと言えるだろう。あの未来はおそらく2050年ぐらいなら実現しているのだろうか。空を飛ぶ車やホバーボードの実現はおそらくかなりの時間を要するだろう。そんな中、粋な試みを行った会社が2社ある。まずはペプシコ社、劇中では80年代の雰囲気を模した喫茶店でマーティーがペプシコーラを注文するシーンがある。このシーンでは未来の容器として完全にオリジナルの容器を映画の中で採用していたのだが、今回の30周年に合わせ、劇中の容器をそのまま再現したペプシを発売したのだ。そしてもう1社はナイキ社、劇中で登場する自動で足にフィットする靴をナイキが開発し、こちらも販売を行った。過去に描かれた未来に合わせるというなんだか本末転倒な気がしないでもないが、こういった粋な演出はファンにとっても嬉しいものだ。

2では1でマーティーが両親をくっつけたシーンに再度向かうことになる。1のマーティと2のマーティが存在する時空となり、深海パーティ会場で再びビフとのやりとりとなるわけだがここのシーン切り替えが素晴らしい、どうやら2の撮影に合わせてこのシーンを取り直しながらの撮影だったようだ、道理でシーンの流れが良いわけだ。
1では過去に行ってからアクシデントにより未来が変わりそうなところを直したが、2では過去に行ったビフによるタイムパラドックスを正すためにタイムスリップを行う、まさにタイムスリップ物と言える内容になっている。

やはり何度見ても面白い、また1年後には見直したいと思う。もし見たことない方がいれば是非とも見ていただきたい。
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テーマ : 「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズ
ジャンル : 映画

#92 冬季五輪と言えばこの映画「クールランニング」

この冬、ソチオリンピックが世間を賑わせている。4年に一回の祭典、日本代表の頑張りというのは、同じく日本国民である私たちの胸を打つ。メダル確定と報道されていた面々も苦しみ抜いている今大会、世界のレベルの高さを思い知らされるが、オリンピックという大会の性質上、いろんな事情を抱えた選手が出場していることもまた事実。たとえば、たった一人の代表選手だったり、汚職事件の影響でインド代表として出場できず、IOC所属の選手として出場する選手、さらには常夏の島から冬季オリンピックに出場している国もある。

今回紹介するのはそんな常夏の島国ジャマイカからはるばるカルガリー五輪にボブスレー代表として出場した選手たちの実話とフィクションを交えたスポーツコメディ映画「クールランニング」だ。
冬季五輪にジャマイカが参加するたびに話題になるこの映画、もちろん今回取り上げたというのも、トリノ、バンクーバーに未出場だったボブスレージャマイカ代表が、ソチ五輪に帰ってくるということもある。

あらすじ
常夏の国・ジャマイカ。オリンピック出場選手を決める選考会で、父親も同じくオリンピック100m走で金メダルを獲得していたため、オリンピック代表選手の最有力候補と目されていたデリース・バノックはスタートラインに就いた。当初の目論見どおりデリースは出場一歩手前まで来たが、隣のレーンを走っていたジュニアがバランスを崩して転倒し、デリースも短気なユルも巻き込まれる形で転倒してしまい、夏季オリンピック出場の夢は断たれた。
数日後、選考のやり直しを訴えるデリースであったが、「勝負は非情だ」と取り合ってもらえなかった。部屋を去ろうとしたデリースはその時、壁に掛けられた写真に目を留めた。そこには金メダルを首にかけているデリースの父と並んでにこやかに立っている白人男性が写っていた。その男性が、冬のオリンピック種目ボブスレーで金メダルを獲得した名選手だと聞いたデリースは、オリンピックに出場するための奇抜なアイデアを思いつき、ボブスレーで冬季オリンピックに参加し、メダルを取ることを決意する。

この映画は嫌味の無い楽しい映画だ、雪すら見たことがないジャマイカ人が冬季五輪に、そして何よりボブスレーに挑戦するという映画、全編どこかラテンのリズムとミュージカルとまではいかないものの、陽気な歌が聞こえてくる映画。しかし選手たちのひたむきな努力、雪や氷がないジャマイカでの練習、コーチの思い、そして最後の本番のシーンは感動間違いなしだろう。
長野オリンピックの際に話題を呼んだこの映画、まさにこの時期にぴったりの良作映画、ぜひ一度ご覧いただきたい。

テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

#74 ついに公開、松本人志監督映画「R100」

この記事は映画のネタバレを多く含むのでご注意ください

10月5日、松本人志監督の最新作「R100 」が公開された。
このR100 という映画はSMクラブを舞台にした映画・・・なんだろう多分。もちろん松本人志監督ということで、今なおコントやコメディ映画を撮ろうとしていると見る側も勝手に思い込んでいるが、今までの監督作品は決して「お笑い」を押し出してきた作品ではなかった。そしてこの作品もそういう視点で見る必要がある。根っこの部分では監督自身の意図として普通の映画なのだろう。ただ、真面目な空気、真面目な展開、一般然とした主人公が巻き込まれていく世界は、主人公と世界のミスマッチから思わず笑いが生まれるような作りになっている。

大森南朋演じる主人公片山貴文は普通のサラリーマン、ただ妻は病院で半ば植物状態になっており、小さな息子を男手一人で育てている。人物の背景としてはかなり悲しい設定であるが、そんな片山が「普通」からかけ離れているのが「超ドM」であるということ。片山はより強い刺激を求め、謎めいたSMクラブ「ボンテージ」に入会、期間は一年間、その間あらゆる女王様が場所と時間を選ばずに片山にプレイを行うという契約を交わす。
日々の仕事終わりに工事現場や公園等、スリリングな場所で不意に行われるプレイに快感を味わう片山、欲望と日常が上手く回る充実感を感じ始めたが、女王様のプレイは次第にエスカレートしていく・・・

 とあらすじのようなものを書いているが、この映画実は二部構成である。
女王様のプレイがエスカレートを始めてから、この映画は全く別のものになる。確かにあらすじを見ても設定を見てもどう終わるのかが分からなかった。ハッピーエンドなのか、バットエンドになるのか、答えが全然見えなかった。それに一つの答えを出しているのがこの2部構成である。
この映画はかなりずるい、この2部がスタートする際にはこの映画がどういう結末を迎えようが、どんなでたらめを描こうが関係なく成立するように仕向けている。しかもタイトルの理由までしっかり説明してくれている。

ここから超ネタバレ

思いっきりネタバレをしてしまえば、この映画のR100というのはその名の通り100歳以下お断りという意味である。劇中劇というか映画中映画とでも言おうか、この映画は100歳を迎えた映画監督が撮影した100歳以上向けの映画という設定である。妙にチープなシーンだったり、伏線めいているのにまったく意味がない台詞があったりと、すべて100歳の監督が撮影した物という設定になっている。つまりおじいちゃん監督の自己満足な謎映画という体栽を取ることにより、メチャクチャな展開だろうが面白くなかろうが、そういう物であるという前提を作っている。はっきり言ってずるいし、言い訳と言ってもいい演出ではあるが、私としてはこのシーンがあることで心置きなく笑えるようになった。
この映画自体おじいちゃん監督が撮影していると判明してから一気に展開がめちゃくちゃになる。前半部のラストではシリアスな展開が予想されていたがそのシリアスさを一気にひっくり返していくその過程が面白い。

みどころを上げるならば大地真央演じる声の女王様のドSっぷりはかなり板についているし、寺島しのぶのボンテージ姿に驚いたり、富永愛のやたらカッコいいランニングシーンなど、驚きと面白さが同居しているシーンが多いのだが、私が特に面白かったシーンは佐藤江梨子が登場するシーンだ。
主人公片山が初めて人前で受けるSMプレイシーンで、お寿司屋さんに食事をとりに来た片山が注文した寿司を、握られたそばから一つ一つ佐藤江梨子が叩きつぶし、つぶれた寿司を片山が食べるというシーンだ。誰も言葉を発しない中、黙々と寿司を握って出すすし屋の大将、黙って出された寿司を叩き潰す佐藤江梨子、そしてそれを黙々と食べる片山、その光景を見守る客という構図があまりにインパクトを持ちすぎている。この空気感がめちゃくちゃな面白さがたまらない。

この映画はどう終わるのかというところはすさまじく気になるところではあるだろうが、はっきり言って説明ができない、とにかく衝撃のラストというしかない。
見る人によればダメ映画だろう、普通に映画が好きな人は見ない方がいいかもしれない。楽しめる人が楽しめばいいんだなと悟るそんな映画だった。もしラストが気になる人は見に行ってみるのもいいかもしれない。


テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

#32 よれよれのヒーロー「ダイ・ハード」

今回は映画「ダイ・ハード」を取り上げたいと思う。この映画は1988年に公開されたアメリカのアクション映画で、主演は言わずとしれたブルース・ウィリス、そして彼の人気を押し上げる出世作となったのがこの映画だ。あまり知られていないがこの映画には原作の小説がある。多くの特徴的なセリフはこの小説から抜き出されたものであるが、本来小説版では全体的に暗いイメージを持った作品なのだが、より明るい内容にしたいという監督の要望により、アレンジメントが加えられている。
すこしあらすじを
クリスマス・イヴ。ニューヨーク市警察の刑事ジョン・マクレーンは別居中の妻ホリーに会うため、彼女が勤めるナカトミ・プラザのあるロサンゼルスに降り立つ。リムジンの運転手アーガイルに案内されたナカトミ・プラザではクリスマス・パーティの真っ最中だったが、突如ハンス・グルーバーとその一味が襲撃。社員全員が彼らの人質になるが、別の部屋にいたマクレーンは脱出する。ここからマクレーンの孤独な戦いが始まる、無事マクレーンは妻と人質を救うことができるのか・・・?

この映画の醍醐味といえばやはりスリルだろう。たった一人でビルに潜む多くのテロリストたちと戦うマクレーンの姿は悲壮感たっぷりで、裸足でガラス片散らかる部屋を走ったり、何度も死にそうな目にあいながらも死線を潜り抜けていく。この閉鎖空間での1対多の構図は○○のダイ・ハードと名づけられるようになるほど、のちのアクション映画に影響を与えたものだった。

とにかくブルースウィルス演じるジョン・マクレーンという男はまさに中年の悲哀がにじみ出ている。悲惨というか悲哀というか、とにかく「なんでおれがこんな目に・・・」と言っているのが聞こえてきそうなほどである。のちのシリーズから「世界一運の悪い男」と称されるようにとにかくジョン・マクレーンという男はついてないのだ。

二年前にダイ・ハード5の制作発表が行われ、期待を胸に膨らませていたのだが、公開もそろそろ間近という、5の公開に合わせて、一度シリーズを見返してもらいたいものだ。手に汗握る展開が待っているはずだ。

テーマ : 映画感想
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#13 アメリカ映画の金字塔「Wizard of Oz(邦題:オズの魔法使)」

今回取りあげるのは1939年公開メトロゴールドウィンメイヤー(MGM)配給、主演ジュディ・ガーランドの「Wizard of Oz(邦題:オズの魔法使)」だ。なんと70年以上前のミュージカル映画だが、その映像技術というのは当時ではずば抜けていたには違いない。すでにトーキー映画は始まっており、カラー映画も始まっていたこの時期に生まれた名作映画だ。
ちなみに邦題の「オズの魔法使」というのは間違いではなく、日本公開当時の翻訳を忠実に採用した結果である。
序盤でドロシー役のジュディ・ガーランドが歌うテーマ曲のover the rainbowはあまりに有名だろう。この曲は米国映画協会の選定する「アメリカ映画主題歌ベスト100|歴代名歌曲ベスト100」の第1位を獲得した。つまるところ映画史上最高のテーマソングとして選定されている。
物語のスタートは、主人公であるドロシーが暮らす農場が舞台だ。このとき注目しておきたいところは、画面がモノクロであるというところ。これがのちに意味を持ってくる。
あらすじはこうだ

エムおばさん、ヘンリーおじさんとともにカンザスの農場に住む少女ドロシー・ゲイルは「虹の彼方のどこかに(Somewhere Over The Rainbow)」よりよい場所があると夢見ている。彼女はトルネードに襲われて気を失った後、愛犬のトトや自分の家とともに魔法の国オズへ運ばれてしまう。そこで出会った北の良い魔女グリンダは「黄色のレンガ道をたどってエメラルド・シティに行き、オズの魔法使いに会えば、カンザスへ戻してくれるだろう」とドロシーに助言してくれた。旅の途中で彼女は知恵がない案山子、心を持たないブリキ男、臆病なライオンと出会い、彼らと旅をともにする。Wikipediaより

この映画、原作のオズの魔法使いの絵本なりを見ていない私としては、どれほど物語に忠実かはわからないが、序盤を伸ばして一気に中盤以降物語が進んでいく印象だ。特にマンチキンと呼ばれるオズの世界の住人が大量にでてきてドロシーを迎えるシーンは長い、怒涛のミュージカルシーンのラッシュだ。
特にドロシーがオズの世界に吹き飛ばされた後、黄色のレンガ道を歩き出すまでに時間を割いている印象。一度仲間と遭遇しだすと物語はあっという間に進む。
そしてオズの世界についたとたん映画はカラー映画に変わる。この演出は非常に評価が高い。世界の違いというものがものすごくわかりやすく表現されている。
ミュージカル映画の全盛期を迎える前ではあるが、この映画の評価は非常に高い。アメリカ国民はみなこの映画を見て育つと言われており、史上最も多くの人に見られた映画と評価されている。ミュージカル映画というだけあり四六時中劇中では歌がうたわれている。そのあたりの演出に関しては50年代のミュージカル映画とは少し毛色の違うポイントかもしれない。たとえば「雨に唄えば」を例にあげれば、非常に印象的なシーンにのみミュージカルを使用している。そのほかは特に目立ってミュージカルシーンを投入している印象は受けないように仕上がっている。
年代によって受ける印象が変わる、古い映画を見る際はそのあたりに注目をするのもいいだろう。
無題
公開当時のポスター
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Wizard_of_oz_movie_poster.jpg

テーマ : 映画の感想
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