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#118 頂点はどっちだ「第96回全国高校野球選手権大会決勝」

 来る8月25日、第96回全国高校野球選手権大会の決勝が行われる。今年の夏ももうすぐ終わりだ。全49代表校から見事決勝まで勝ち残った2校を紹介しよう。
まずは大阪代表、大阪桐蔭高校。誰もが知る超名門、夏の甲子園三度の優勝、春は一度の優勝、2012年には見事春夏連覇を成し遂げている。甲子園本戦よりも厳しいと言われる大阪府予選を当たり前のように勝ち上がってくるその姿はまさに夏の主役とでも呼ぼうか。 
91年に創部4年目で夏の甲子園初出場初優勝を果たして以来、上宮、PL学園、東大阪大柏原、浪商、履正社など全国屈指の強豪校がしのぎを削っていた大阪代表を抑え王者としえ君臨する。今年も昨年までの前評判の高さこそなかったものの、見事勝ち上がり決勝まで歩を進めた。

 今大会の大阪桐蔭の試合を見ていると、とにかく落ち着いているという印象。第一試合の開星戦や、準決勝の敦賀気比戦では1回から4点以上の失点を喫するも自分達の野球を貫き、見事な逆転劇を収めている。大会チーム打率は3回戦終了時点で2割7分ほどだったが、強打と好投手で圧倒的な成績で勝ち上がってきた準決勝の敦賀気比戦では打線が大爆発、一時6点のビハインドを背負いながら最終的には15得点で圧倒、中軸が調子を取り戻し、相手の土俵で見事に粉砕したのである。予想では大阪桐蔭が優勝するという人が大半であろう。こんな試合を見せられたらそう思ってしまうのも仕方がない。

では対する高校は・・・
 「59年ぶり」、気が遠くなる年月だが、今夏のもうひとりの主役達はこの年月を背負って勝ち上がってきた。三重代表、三重高校だ。
 59年ぶりというのは、1955年に四日市高校が夏の甲子園を制して以来、三重代表校は決勝へ進むことはできなかった。そう、59年ぶりに三重代表は決勝を戦うのだ。春夏通算での甲子園の戦績は、三重代表が52勝81敗、勝利数全国1位の大阪代表はなんと344勝216敗、三重代表は全国38位の勝率とまさに雲泥の差と言っていいだろう。ここ10年の三重代表の成績も09年の三重高校が2回戦に進出して以来一回戦敗退が続いており、20年近く一回戦敗退を続けていたという不名誉な記録も持っている。直近の三重代表を見ても、久居農業、宇治山田商業、鈴鹿高校、伊勢工業、菰野高校、いなべ総合、松阪高校、日生学園、三重高校と、絶対的な高校がないあたりも強い地域ではないことを表しているといえよう。
 ではなぜ三重高校は今年勝ち上がることができたのだろうか、まずは県内のトッププレーヤーを集めることができた点が挙げられる。大阪桐蔭などの超名門ならば、県外からの野球留学も当たりまえ、現に今年の大阪桐蔭のスタメンには福岡出身の選手を始め大半が県外出身の選手だ。一方三重高校は県外選手が2人、他は三重出身という地元ナイズなメンバーだが、往々にして愛知や岐阜の強豪校に流れてしまっていた県内のプレイヤーをとどめることに成功したことが躍進の一手。更には三重中京大学で野球部監督を勤めていた中村監督が三重中京大学の廃校に伴い三重高校の監督に就任、宮崎の日章学園を甲子園に導き、三重中京大学監督時には、現東北楽天ゴールデンイーグルスの則本投手を育てた実績も持つ。三重高校のエース今井重太郎くんも、ピッチングへの意識と技術改革については中村監督からの指導力の高さを語っており、大きく影響を与えていることがわかる。
 そして今年の三重高校の売りは総合力の高さにある。県予選は圧倒的な打棒を残して勝ち上がったが、監督は守備のチームと語る。その姿は甲子園本戦でも大いに見せてくれている。打撃面についても大会屈指の投手を揃えていた沖縄尚学、日本文理を見事に攻略して勝ち上がっているところを見るに、徹底した戦略を持っていると言える。

 あすの試合を勝負付けるのは、先発投手だろう。
 今日先発した三重高校のエース今井くんと大阪桐蔭のエース福島くんは2人とも9回を完投している。2人とも同じく150球程を投げており、あすの決勝で先発するか怪しい状況にある。もし二番手同士の先発になるならば、層の厚さと打撃力を考えれば大阪桐蔭に分があると言いたいところだが、好投手攻略に関しては三重高校も引けを取っていないと見ている。アホみたいなことを言ってしまうが、一点でも多く取ったほうが勝ちと言わざるを得ない、予想の難しさがある。

 三重県出身の私としては、この夏の三重高校の活躍を非常に楽しませてもらっている。ここまで来たら優勝して欲しい、07年の佐賀北高校のように実力だけが勝利をもたらすわけではないのが野球の面白み、真紅の大優勝旗はもう目の前だ。頑張れ、三重高校。
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テーマ : 高校野球
ジャンル : スポーツ

#117 今年もこの季節がやってきた「第96回全国高校野球選手権大会」

 今年も暑い夏がやってきた。夏と言えば海だろうか、夏休みだろうか、茹だるような暑さの中、日本の夏の知らせる一大イベントが、また今年も開幕した。
 通称「夏の甲子園」、第96回全国高校野球選手権大会が開幕した。今回の大会は開幕から波乱の幕開けとなった。当初開会式を予定していた8月9日に台風が西日本を直撃、史上初の2日順延で開幕した今大会。波乱は試合の方にも及んでいた。
 
まずは大会1日目、1回戦第1試合で登場した春のセンバツ優勝校龍谷大平安。春夏連覇の偉業を果たすため、春日部共栄との試合に臨んだが、なんといきなり春の王者が破れるという波乱すぎる幕開けでスタート、その後も広陵高校、東海大相模、智弁学園など、前評判の高かった高校が次々と敗退。昨年の大会に引き続き優勝校予想がむずかしくなっている。
そんな中で評価が高い高校は、大阪桐蔭、明徳義塾、近江高校、盛岡大付属の4校だろうか。伝統と実績ある大阪桐蔭と明徳義塾。今回県予選でチーム打率と得点の新記録を作った近江高校、超高校請求のピッチャーを擁して、優勝候補東海大相模を破った盛岡大付属という感じだ。
残念なことに2回戦で大阪桐蔭と明徳義塾が対戦することが決定しているため、どちらかが去ることはわかっているがそれも甲子園の宿命。なんの因果か昨年の夏の甲子園でも両者の対戦が組まれており、そのときは明徳義塾の勝利に終わっている。当時2年生エースだった明徳の岸くんは今年3年生、意気込みも段違いだ。

そして今年はこんなおもしろいデータもある。1回戦全てが終了したが、西日本の学校でいまだ勝ち残っているのは、大阪、岡山、高知、鳥取、熊本、沖縄とたった6県のみ。勝ち上がったのはほとんど東日本の学校であるということだ。白河の関といわれ、栃木以北が優勝と縁が全くなかった時代があったことを考えれば、西日本に強豪校が多いのは間違いないのだが、今回は本当に滋賀県と三重県を境にキレイに分かれている。
 無論今や東北の私立高校も野球に力を入れており、青森代表の八戸大光星は2011年夏、2012春、2012夏の3大会連続決勝進出という史上初の偉業を収め、岩手の花巻東高校はプロ野球選手を多数排出、福島代表の聖光高校も甲子園常連の名門としてその名を広く知られるようになった。2005年に駒大苫小牧が北海道に真紅の大優勝旗を持って行って以来、いまだ東北地方にもたらされていない優勝旗を今年こそ手に入れられるだろうか、そこに注目したい。

三重出身の私としては一回戦で強豪広陵高校を破った三重高校にも期待。2009年以来のベスト8を超えられるように頑張って欲しいところだ。

今年も熱い夏が見られそう、テレビの前から離れられなくてこまりものだ。

テーマ : 高校野球
ジャンル : スポーツ

#116 戦闘曲業界NO.1「伊藤賢治」

今回は作曲家伊藤賢治氏を紹介したいと思う。氏と言えばスクウェア開発のゲーム「サガ」シリーズで多くの楽曲を制作したことで有名。しかしそれ以外の部分があまり語られていなさすぎるのではないかとふと思った。そこで今回は伊藤賢治氏を取り上げようというわけである。無論NHKFMのゲーム音楽三昧を聞いてしまったがために書かずにいられなかったというのは言うまでもない。

 では氏の来歴に少し触れよう、4歳からピアノを始め、10歳の頃には作曲を始めていた。当時影響を受けたのはイージーリスニングの大家ポール・モーリアやリチャード・クレイダーマン。ここにゲームのBGMに近い歌詞のないイージーリスニングに触れているところから、ゲーム音楽に近しいものを感じていたのではないかと考える。そしてゲーム音楽を意識したのは1988年発売のドラゴンクエストⅢ、ここですぎやまこういちの楽曲との出会いが大きかったと本人は語る。
 そして1990年、スクウェアに入社。当時主要タイトルのファイナルファンタジーはⅢが発売する直前、まさにこれから大きくなっていく過程の途中だった。氏が入社する以前のスクウェアは作曲担当植松伸夫氏たった一人だった。売上好調なFFシリーズと合わせて、発売直後だったゲームボーイにも作品を出すということで新人を採用することになったのではないかと推察する。
 氏のデビュー作品は91年発売の「ファイナルファンタジー外伝 聖剣伝説」。この当時からすでにフィールド曲やライジングサンという曲で高い評価を得ていた氏だが、次作の「サ・ガ2 秘宝伝説」で転機を迎える。シリーズ一作目の「魔界塔士サ・ガ」では植松伸夫作曲だったが、メインコンポーザーをバトンタッチ。今後サガシリーズの作曲をメインに勤めることになる。
もちろん本作品でも伊藤氏の評価は高い、通常戦闘曲「必殺の一撃」やボス戦闘曲「死闘の果てに」植松氏作曲のラスボス曲「save the earth」など、サガシリーズ=戦闘曲がかっこいいという方程式はこの頃には出来上がっていた。そして同91年には初のSFCタイトル「ロマンシング・サガ」でメインコンポーザーを務める。ここから「ロマンシング・サガ2」、「ロマンシング・サガ3」、「サガフロンティア」などの楽曲を担当。そして2001年にはスクウェアを退社、フリーのコンポーザーとなる。その後ネットゲームなどRPG色の濃いゲームなどに多く楽曲を提供している。

 来歴をさらりとお伝えさせていただいたが、スクウェアにいたためもちろん代表作は軒並みRPGである。途中にもあったが、「伊藤賢治=戦闘曲」というイメージが出来上がるほどに氏の手がけたゲームの戦闘曲は盛り上がるものが多い。

とくに評価が高いものを上げさせていただくとするならば・・・
・サガ2秘宝伝説・・・必殺の一撃、死闘の果てに
・ロマンシング・サガ・・・バトル#1、バトル#2、決戦!サルーイン
・ロマンシング・サガ2・・・七英雄バトル、ラストバトル
・ロマンシング・サガ3・・・バトル#1、四魔貴族バトル1、四魔貴族バトル2、ラストバトル
・サガフロンティア・・・バトル#1、バトル#4、バトル#5、ラストバトル~アセルス~、ラストバトル~T260G~

やっぱり聞いてもらわないとということで、数曲YOUTUBEへのリンクを
死闘の果てに
https://www.youtube.com/watch?v=LyLKAOzwtYM
四魔貴族バトル1
https://www.youtube.com/watch?v=Xn8KGnCxiAQ
サガフロンティア バトル#4
https://www.youtube.com/watch?v=tomG4Z_CNyg


 もし聞いていただいたのであればなおのことびっくりするのだが、氏は戦闘曲を作るのが苦手だそうで、苦手だからこそ一生懸命作るとのこと。本当はバラード系の曲を作るのが好きだと公言している。

サガシリーズを遊んでいる人にももちろんなじみの人だが、もちろん私が知ってほしいのはそれ以外の人たちだ。もちろんゲームありきのゲーム音楽、RPG好きな方にはまずサガシリーズを遊んで、氏の世界に入り込んでいただきたい次第だ。

テーマ : ゲーム音楽
ジャンル : ゲーム

#115 ついに完結「『ああっ女神さまっ』へ捧ぐ

今回は藤島康介著の漫画「ああっ女神さまっ」を取り上げたいと思う。藤島康介氏と言えば。テイルズオブシリーズやサクラ大戦シリーズのキャラクターデザインとして有名だが、そんな氏の代表作と言えばこの「ああっ女神さまっ」だ。
 月刊アフタヌーンでの連載開始はなんと1988年、日本を代表する青年漫画として、美味しんぼやベルセルク、ふたりエッチなど、各青年誌を代表する長期連載漫画の一つとして有名な作品である。そんな本作品も連載26年、ついに最終話を迎えた。

 この漫画は、冴えない大学生「森里螢一」の元に突然訪れた女神「ベルダンディー」と、不思議な周囲の登場人物が織り成すドタバタラブコメディーだ。一言にラブコメディーと言っても、神と魔族の戦いや、主人公の所属する自動車部のお話などなど内容は多岐に渡る。とは言っても普通に結ばれるまでが一部始終になる通常のラブコメとは違い、この漫画はすでに結ばれているところからスタートする。そのため恋愛に寄った部分は少ない。

この漫画の中ではあまり語られないバックボーンの中に女神世界の設定があるのだが、これらの名称は北欧神話から取られているものが多い。そのため似た世界観を持っていたテイルズオブファンタジアのキャラクターデザインを務めることになったという。

全48巻を数えるこの漫画をいまから勧めようというわけではない。私がこの漫画と出会ったきっかけは、前述したとおりゲームのキャラクターデザインを勤めていた氏の作品がめちゃくちゃ好きだったからにほかならない。藤島康介の新しい絵が毎号見ることができる、これだけ素晴らしいことはなかなかない。
とにかく好きでたまらなかった、だからこそこの漫画の最後を見届けることができたのは一ファンとして幸福だという他ない。
早速次回連載として、原作付きではあるが「パラダイスレジデンス」という作品をスタートさせている。氏の新しいデザインを見ることができるというあらたな幸せをもってこの作品の最後としたい。

藤島先生、長きに渡る連載お疲れ様でした。

テーマ : 漫画
ジャンル : アニメ・コミック

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ppsnuwa

Author:ppsnuwa
趣味に生きたい社会人
野球とF1とゲームと漫画をこよなく愛す
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