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#143 ついに開幕「プロ野球2015年シーズンを占う・セ編」

 桜の開花がちらほらささやかれ始め、春の到来を感じさせる昨今。年度末ということで多忙な方も多いだろうが、今年もこの季節がやってきた。プロ野球の開幕である。

今年は3月27日にセパ両リーグが一斉に開幕する。
・セリーグ
巨人対横浜
阪神対中日
広島対ヤクルト
・パリーグ
ソフトバンク対マリーンズ
ライオンズ対バファローズ
日本ハム対イーグルス
※左側のチームがホーム

という組み合わせだ。
プロ野球ファンにとっては待望のペナントレース開幕、早速だが今シーズンの展望を少し私個人の目で占ってみたい。
昨年の予想(http://ppsnomu.blog.fc2.com/blog-entry-104.html)
昨シーズン予想は横浜の位置以外はおおむね読み通りと言っていいのではないだろうか、阪神のオスンファンとゴメスの活躍があれば2位になれるという部分に言及していたり、中日は8月に20敗したものの9月10月で順位上げたし・・・まぁ・・・。ということで今シーズンも一つ考えてみたい。

セリーグ順位予想
1巨人
2広島
3ヤクルト
4阪神
5横浜
6中日

とこんな予想。
昨年は一昨年と全く同じ順位というウルトラCを見せつけられてしまったが、今年はそうもいかないだろう。
しかし残念ながら1位巨人は揺るがないのではないだろうか、私は巨人が好きでもなんでもないが、こればっかりは致し方ない。今シーズンオープン戦での不調がとりあげられているが、はいはいそうですかといった感じ。ファーストにコンバートされた阿部がどうなるかが一番のポイントだろうか。何が起きようが1位か2位だろう。

 2位には広島を置いた、昨シーズン5月までペナントレースの主役だったが、結局終盤失速し3位まで転落。この原因を探れば、打線が機能しなくなったというのが最大の原因だろう。昨年本塁打王に輝いたエルドレッドだったが、シーズン終盤には2軍落ちを経験するなど、重度のスランプに突入。8月には30本を超えていたが最終的には37本で落ちついてしまう結果となった。菊池、丸の二人がシーズン通じて結果を残していただけに、4番を欠いたのは非常に影響が大きかった。今シーズンは抑えのミコライオと主軸を務めていたキラを放出、外国人投手2名と打者を1名補強した。加えて今シーズンの目玉である黒田の復帰など期待は大きい。黒田の大活躍に期待を込め2位とさせていただいた。

 3位はヤクルト、今回の予想で一番大胆だと踏んでいる部分だ。昨年以上に完成度の高い打撃陣、13年に最多勝を獲得した小川と昨シーズンのドラ1杉浦、FA加入した成瀬の活躍に期待してのこの数字だ。先発投壊現象が緩和されればその打棒で殲滅するという超攻撃野球で今年こそはAクラス入りを目指す。しかし打撃に目が行き過ぎて、守備をおろそかにしている布陣だ、ライトミレッジ、センター雄平、レフトバレンティンという布陣はちょっと怖い。そこのミスと怪我による大幅な戦力ダウンさえなくなれば台風の目になるだろう。

 4位は阪神、今回の予想で割を食っている球団だ。本当は4位になるようなチーム力ではない。昨年のタイトルホルダーは全員残っており投手力の良さは折り紙つき、懸念材料だった鳥谷の流出も防がれた。現在問題視されている部分は三塁の守備位置。和田監督は3番サード西岡を強く推しているが、昨年の日本シリーズで見せた肘痛による送球難は癒え切っていない様子。打棒に関しても、ロッテ時代のような輝きを取り戻せないようでは3番の役目はやや厳しいか、最もロッテ時代のような打撃ができるのであれば1番西岡3番鳥谷で良い。昨年猛威を振るった3番鳥谷、4番ゴメス、5番マートンのクリーンナップを解体してまでの大幅な改革、吉と出るか凶と出るか。
本来ならAクラスに食い込む予想になるだろうが、3年連続Aクラスがおなじでは面白くないという私のわがままからこの位置だ。

 5位は横浜、ひいき目優遇はやめてここにおいたわけだが、実はこのチーム台風の目2号である。昨年整った久保、山口、伊納、モスコーソの先発4本柱は実はリーグ屈指、昨年クローザーから先発に配置転換された山口は規定投球回はクリアできなかったものの隠れた最優秀先発と評されるほどの成績を残し、月間MVPを2度獲得。平田と2人でやらかした1イニング10失点のせいで防御率に大きく傷がついてしまったが、150km台を計測するストレートと抑え時代は使っていなかった緩いカーブとスプリット、スライダーを駆使する姿はまさに別人、抑えのプレッシャーから解き放たれた真の姿はこんなにも頼もしかった。そして今シーズン期待が掛かるのが先発5枚目になるであろう三嶋だ、昨年の開幕投手を務めたが、オープン戦から不調が続き、シーズンもわずか1勝。先発の際に大量失点を繰り返し、5月を待たず2軍行きになっていたが、今年のオープン戦では復調を感じさせる好投を繰り返し、開幕ローテをものにした。現状は残り1枠を高崎三浦あたりで争う形になっている。投手陣の不安材料と言えば、故障者がちらほら見えるというところだ。昨年抑えで大車輪の活躍だった三上、ベイスターズ暗黒期を支えた大原の左右のリリーフと補強した実績十分の岡島を欠く状態。ちょっと後ろに不安が残る状態だ。あと最近にぎわせているグリエルの渡航拒否等怪しい話題が多い。
 面白いニュースと言えば、開幕スタメンにドラ3の倉本選手が大抜擢、どれだけの活躍を見せてくれるだろうか。2塁手を争う山下選手もドラフト5位オープン戦では桑原、関根を積極的に起用しまさに若い力が引っ張っている、そんなチームだ。今シーズンは梶谷の3割30盗塁と4番筒香の3割30本100打点に期待が集まる。台風の目としてセリーグを盛り上げてもらいたい。

 周囲に中日ファンが多い中で大変申し訳ないが、最下位予想は中日だ。結局高齢化するチームを打開するような若手は現れず、期待の視線を一身に集める高橋周平もイマイチピリッとせず・・・、帰ってきた浅尾は別人のようなピッチング、さらに吉見は時間がかかりそう。期待が掛かる大野と山井、そして山本昌。今年の中日の楽しみは山本昌の最年長記録の更新と、和田の2000本安打ぐらいだろうか。私個人としてはオープン戦で結果を残している福田をぜひ使ってあげてほしい、現状1塁専の福田が試合に出るにはルナか森野がスタメンから外れることになるが、遅れてきたハンカチ世代、未来の中日の主砲を今育てないでどうする。

 とまあセリーグはこんな感じ、ついに明日開幕を迎えるプロ野球楽しみで仕方ない。
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テーマ : プロ野球
ジャンル : スポーツ

#142 日本ゲーム業界のパイオニア「横井軍平」

「横井軍平」、今やこの名を知る人はかなりのゲーム好きしかいないだろう。

2015年現在PS4 やXbox oneやwiiU等、数々の最新家庭用ゲーム機の名前が並ぶが、日本のテレビゲームの歴史を辿ると、この「横井軍平」という人に行きつくはずだ。

端的に言えば「ゲーム&ウォッチ」と「ゲームボーイ」の生みの親。
任天堂がゲーム産業に参入するきっかけを作った人とも言われ、その作品に対する理念は56歳でこの世を去った後も任天堂社員の中に息づいている。

 1965年に任天堂へ入社、当時の任天堂は花札・トランプメーカーだったこともあり、電子製品等を扱う面影は全くなかった。入社当時は設備機器の保守点検の仕事を任されていたが、ある日、仕事中に暇つぶしで格子状の伸び縮みするおもちゃを作って遊んでいたところ、なんと社長の山内溥に見つかってしまう。社長室に呼び出された横井は処罰される覚悟だったが、山内は横井に意外な言葉を掛けた。

「さっき遊んでいたおもちゃをゲーム化して商品にしろ。」

 この時から横井の開発者としての人生が始まる。
早速手がけた商品は「ウルトラハンド」と名付けられ、伸び縮みし遠くのものを挟むことができるギミックが子供たちに大ウケ、140万個を売り上げる大ヒット商品になった。
この一件をきっかけに任天堂内に開発課が設置されることになり、横井はその最初の課員になったのだ。

 その後アーケードゲームの開発などに携わり、大ヒットを記録した「光線銃シリーズ」などを手がけるが、オイルショックや不良品問題が起こり、任天堂が傾くほどの赤字が発生する。しかしその赤字から任天堂を救ったのも横井本人だった。

 1980年、山内社長の運転手を臨時で務めていた横井は、運転中にある提案を持ちかける。
偶然横井が新幹線で暇つぶしに電卓のボタンを押している人を見かけた。この時「電卓サイズのゲーム機はできないだろうか」と発想、この構想を社長に直接持ちかけたのだ。この構想を山内が気に入り、会合先で話したところ、電卓の売り上げが頭打ちになっていたシャープの社長佐伯旭に伝わり意気投合、一気に実現することになった。
そして生まれたのが「ゲーム&ウォッチ」、日本初、いや世界初の携帯ゲーム機の誕生だった。シリーズ世界累計売上は4000万台を超える大ヒット、前述の赤字を一気に返すどころか大量のお釣りまで返ってくる状況に、任天堂がその後ゲーム市場に舵を切ったのは言うまでもない。

 ゲーム&ウォッチは当初は左右のボタンのみで操作するタイプの商品だったが、次第に人気が加速するとアーケードで人気を博していた「ドンキーコング」の移植を行うことになる。この時初の折りたたみ式2画面のゲーム&ウォッチを発売することになったのだが、その際ある問題が浮上した。この頃ゲームの操作といえば、アーケードゲームによく見られるスティック型だった。しかしこのスティック型では折りたたんだ時にどうしても引っかかってしまう。そこで横井は新しい入力デバイスを開発する。

  「十字キー」、テレビゲームを遊んだことのある人なら誰でも一度は触ったことがあるであろう、テレビゲームコントローラーのまさにグローバルスタンダードとなったデバイスだ。折りたたまなければならないという逆境からこの優れたデバイスが誕生したのだ。厚みを抑えた十字キーにより無事2画面ゲーム&ウォッチの発売にこぎつけた。

 その後ゲーム&ウォッチの爆発的ヒットにより任天堂はファミリーコンピューターの開発に着手。ファミコンの開発には横井がいた開発一課ではなく開発二課がメインで当たることになり、一課はゲームソフト開発の業務が多くなった。その後の任天堂の躍進はご存知のとおり、ファミコンで世界における地位も確実にした任天堂は89年に更なる機種を投入しゲームを世界に浸透させる。

 「ゲームボーイ」、私たち90年代においてはポケモンが爆発的なヒットを記録したこともあり、初めてのゲームがこのゲームボーイだったという方は多いだろう、これも横井の作品だった。ゲーム&ウォッチから続いた携帯ゲーム市場を確固たる物にした。

 その後PSとセガサターンの登場により始まった次世代ゲーム機戦争。任天堂は2年近い遅れをとりNINTENDO64を96年に発表したが、実は95年にも任天堂はあるハードを発表していた。「バーチャルボーイ」と呼ばれるそれは、左右それぞれの目に別々の映像を映すことで奥行きを表現した擬似3Dゲーム機だった。各方面から賛辞の声も大きかったが、赤と黒だけで構成された画面は非常に目に負担が掛かり、対応ゲームのバリエーションが少なかったこともあり大コケ、ヒットメーカー横井としては歯がゆい失敗となってしまった。

しかし翌年「ゲームボーイポケット」を企画し、爆発的なセールスを上げその汚名を払底してから任天堂を退社。独立し「株式会社コト」を設立、バンダイから発売された「ワンダースワン」の開発に大きく関わったものの、開発途中で交通事故に見舞われ、56歳という若さで早すぎる死を迎える事になる。

 横井の発想の根幹には「枯れた技術の水平思考」という考えがある。使い古された技術でも、概念にとらわれず見る角度を変えれば新しい面が見つかるというもの。ハイテクを嫌い、ローテクで市場を席巻した横井らしい発想であった。PSとの市場競争に敗北した任天堂は3Dを率先して取り込んだハイテクに走りかけていたが、この敗北を機に岩田社長が舵取りとなってハイスペックにこだわらない、新しい遊びを提供するという信念のもとDS等が開発され復権を果たす。
横井が作り出した「遊びの信念」はこれからも生き続ける、私たちの左手にはその証が握られているはずだ。

関連項目 【番外編】不遇のプログラマー「岩田聡」

テーマ : ▼ゲームの話
ジャンル : ゲーム

#141 ひと肌脱ごう「侍ジャパンVS欧州選抜の意義」


 来る2015年3月10日と11日に野球日本代表(通称侍ジャパン)が欧州代表と強化試合を行う。野球日本代表の対外試合といえば、今はなくなってしまったオリンピックや世界大会として浸透したWBC(ワールドベースボールクラシック)などがある。昨年行われた日米野球も8年ぶりに復活し、定期的な国際試合を行っていくことを発表していた野球日本代表だったが、今回の欧州選抜との試合は、11月に控えたプレミア12という国際野球大会に向けたものになっている。

ここでプレミア12という大会の紹介を少し
野球の世界ランキング上位12位までの国が参加するIBAF(国際野球連盟)主催の国際野球大会である。オリンピック競技から外れてしまった野球の代替大会として設立された。こちらは世界各地で予選が行われるWBCとは違い、IBAFの定めた世界ランキング上位12位からの選出となっている。こちらの世界ランキングはその他の競技のランキングと比べると独特で、主にプロ野球から選出されている成人代表、U21代表、U18代表、U15代表、12歳以下と各世代の世界大会の結果が反映される仕組みになっており、総合的に野球の強い国がランキングの上位にくるようになっている。
今回は第一回大会ということで、開催地は日本と台湾の共同となっている。

 今回はプレミア12に対する日本代表のスタンスを少し考えてみたい。今回の代表選出メンバーを見ていただくとわかるように、若手主体の選手構成となっている。おそらく若手主体でプレミア12に臨むのは日本とアメリカだけではないだろうか、WBCと二年置きに開催される今大会では、WBCをフルメンバーで戦い、プレミア12は期待の若手に当て、国際試合の舞台を経験させるという意図が汲み取れる。現在世界ランキング一位の日本はいわば受けて立つ側の存在なのである。

 そして今回の欧州選抜との試合というのは、日本側からすれば対メジャーというわけでもなく、アマチュア球界最強のキューバとも違うヨーロッパ勢ということで盛り上がりは薄いものであるが、ここに世界ランキング一位としての矜持を持って望んで貰いたいというのが私の意見である。アメリカや中南米、そして日本台湾韓国等国内野球リーグが存在する地域としてヨーロッパを思い浮かべる人は少ないかと思う。だがその実以外に歴史は深い。ヨーロッパ最強の国はオランダで、前回のWBCでは3位にくい込んだ。ヤクルトスワローズに所属している現NPBシーズン最多本塁打記録を持つウラディミール・バレンティン選手もオランダ代表として出場していたのが記憶に新しい。そこに次ぐのがイタリア、イタリアでも国内リーグが存在しており、現在オリックス・バファローズに所属しているマエストリ選手はイタリア出身でイタリアリーグに所属していた選手である。現在欧州代表はこの2カ国が牽引している状態。残念ながら欧州ではサッカーが人気なため、野球の方はなかなか人気の伸びが頭打ちになっている。そんな欧州野球の人気向上のためには世界大会での結果がどうしても必要、そして競技人口の増加には「夢」が必要だった。

その夢とは=お金である。

今欧州の野球リーグでは、プロでもサラリーマンの月給と変わらない程度の給料、しかもそれはシーズン中のみなので、オフシーズンはアルバイトなどを兼ねている選手も多い。これでは破格の年俸が出るサッカーと競技人口に差が出てしまうのは必然である。そのため今回来日した欧州代表の選手たちには「ある野望」があった。

その野望とは、日本代表をボコボコにして、NPBの球団に助っ人外国人として雇ってもらえるようにアピールをするというものだった。既に日本でプレーしているマエストリやメジャーで成功したアンドリュー・ジョーンズはまさに羨望の的。ジャパニーズドリームをつかむために選手たちも必死だ。
実際に10日11日ともに日本を苦しめ、2日目は見事な勝利を収めた欧州代表、とくに3番バッターは様々なタイプのピッチャーと対戦したにも関わらずしっかりヒットを打っていたあたり、期待できるのではないだろうか。

世界の野球人気の普及のため、これからの国のために夢を
野球という競技への恩返しのため、日本代表には一肌脱いでもらいたい。

欧州の野球内情は
http://www.japan-baseball.jp/jp/world/
このページに詳しい、NPB主導なのに興味深い内容がまとめられている

テーマ : プロ野球
ジャンル : スポーツ

#140 「番組」ではなく「作品」である「HITOSI MATSUMOTO VISUALBUM」

バラエティ番組のなかでも最近めっきり少なくなってしまったコント番組、少なくなってしまった理由は単純明快、セットや小道具にお金がかかるということと、撮影時間が非常に掛かるため効率が悪いということ。それでいて6,7分のコントを毎週5本も6本も考えなくてはならないという脚本面での大変さというものが、不況と相まって簡単に制作できるクイズ番組などに流れていった結果である。

 90年代後期から2000年代初めに掛けてはまだコント番組も多かった、「ダウンタウンのごっつええ感じ」や、「笑う犬シリーズ」、「とんねるずのみなさんのおかげです」、「ココリコミラクルタイプ」、「ワンナイ」、「めちゃ×2イケてるッ!」、「サラリーマンNEO」、「志村Xシリーズ」などなど、見覚えのある方も多いだろう。
 今回紹介したい作品はそんな98~99年の間に制作された「HITOSI MATSUMOTO VISUALBUM」という、コントビデオだ。

 92年から97年にかけて放送された「ダウンタウンのごっつええ感じ」でコントの実力を全国に知らしめていたダウンタウン、しかしごっつええ感じは突然の打ち切りにより放送終了を迎える。そのためコント制作から一時期遠ざかっていたダウンタウンだったが、松本人志主導でアーティストがCDを出すように、定期的にコント作品をリリースしたいという発想のもと、一過性ではない後世に残るような笑いを目指して作られた。3つの巻が発売されており、それぞれ、「vol.1約束」、「vol.2親切」、「vol.3 安心」となっているが、副題は内容と全く関係ない。
出演者はほとんどごっつええ感じ後期の男性メンバーがそのまま出演しているのに加え、ガキの使いやあらへんで!で共演しているココリコを加えた形で制作されている。

 具体的なコントの内容を説明するわけにはいかないが、明らかにテレビのコントとの違いが何点か見受けられる。どの作品も非常に作りこまれており、世界観がその作品内で完結している。よくテレビのコントなどではスタッフの笑い声等が入ったりするが、この作品群の中では笑い声などはほとんど入っておらず、まさに真剣勝負。スタッフの笑い声というのは、ある意味笑いどころを視聴者に示しているが、この作品にはその道しるべがないので、新鮮味を感じることだろう。

 さらにはコント一本一本の長さも特筆すべきポイントだろう、平均1本あたり15分以上、最長で1本30分を超えるコントが存在している。まずテレビではこれだけの長い尺のコントはCMなどの都合上絶対にできないが、今まで描くことができなかった世界を実現させている。

 感想としては、最初は少し杞憂があった。後世に残るようなお笑いをとはあるが、発売されてから15年が経過した作品だったため、言いようのない寒さを感じやしないかというものだ。しかし一本目二本目と見ていくうちにその杞憂は全く無用のものだったと気づく。日常にある違和感や、松本人志特有のシュールさやエログロナンセンスなエッセンスが盛り込まれており、非常に面白い。「テレビでそんな面白いことやってどうすんの」と語っていた松本人志の言葉の意味がよくわかるような気がする。ビデオでならばここまでのことができるんだと、規制がないとここまでの作り込みができるのかと驚いてしまった。
 
 ダウンタウンのファンであるなら絶対に見るべきである。テレビでのダウンタウンの姿は本物ではないということがよくわかるだろう。願わくば、再度こんな作り込まれたコントを見てみたいものだ。

テーマ : ダウンタウン
ジャンル : お笑い

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Author:ppsnuwa
趣味に生きたい社会人
野球とF1とゲームと漫画をこよなく愛す
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