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#202 【Deコラム】7月22日の奇跡

 今回は久しぶりにコラムの体裁で一つ書きたいと思う。プロ野球のレギュラーシーズンも終わってすでに1カ月以上が経とうとしている。すでに戦力外通告やFA補強など、ストーブリーグの話題が尽きない。早くも来シーズンの公式戦への恋しさもあるが、今シーズンの試合の中で私が今年感動した横浜DeNAベイスターズの印象的な試合を1試合ずつ取り上げて書きたいと思う。

今回取り上げる試合は7/22対巨人戦。DeNAファンなら大方察しが付くだろうが、やはり今シーズンこの試合を抜きにして語ることはできないだろう。横浜DeNAの大黒柱、筒香嘉智が完全に4番として覚醒した試合である。

交流戦を終え突入した7月。この月筒香は爆発的な打棒を見せた。月間16本の日本人最多タイ記録。7月20日、21日、22日に記録した3試合連続の2ホーマーの最後の1本がこのホームランだ。この試合は延長12回まで続く長い試合だった。両チームの先発は巨人は菅野、横浜は石田ということもあり、ロースコアのゲームが予想されていた。案の定横浜のバッターは次々と菅野の投球に躱されていったが、筒香だけは違った。先制タイムリー加え逆方向へホームランとツーベースの猛打賞で完全に菅野を攻略して見せた。

しかし横浜が奪った得点は筒香の上げた2打点の2点のみ、8回に巨人に追いつかれそのまま試合は両チームともに満塁の好機を作りながらもなかなか得点できない膠着状態のまま12回裏を迎える。打順は3番梶谷から始まる好打順。梶谷筒香と2人左が並ぶこの場面、巨人が送り出したのはベテラン左腕の山口だった。梶谷があえなくセンターフライに打ち取られると、打順は4番筒香に回る。

この日横浜スタジアムに詰めかけたファンは、この延長12回という長丁場でもスタジアムから帰ることなく応援を続けていた。それは筒香の打席がまだ回るに違いないという思いからだっただろう。たった一人の男が、回らないかもしれない最後の打席が、3万人の足を見事に止めて見せたのだ。この時のファンの筒香へ送る期待はまさにチームを背負う選手へ送られるものだった。

巨人の山口-小林のバッテリーはかなり警戒強めた配球で筒香に対峙した。徹底した外角と内角のボールゾーンでの勝負、カウントはフルカウントになった。一発が出ればその時点でサヨナラの場面。多くのファンが、そして山口の球を受けていた小林自身も「ここはもう歩かせる」という判断に達していたのではないだろうか。そしてラストボール、小林が構えたのは外角低めの、あわよくば変化球で打ち取ろうという意思が感じられるゾーンだった。少し欲があったかもしれない、「フォアボールで構わない、ただ打ち取れたら儲けもの」という考えがよぎってしまったのかもしれない。事実筒香の前に梶谷が凡退し、ここでアウトを取れたら引き分けに持ち込める可能性は非常に高かった。その少し脳裏を横切った甘えがコントロールミスを生んでしまったのだろうか。山口が投じたボールは、小林の構えた場所の正反対の逆球となってしまった。内角やや低めに入る少し沈むボールだった。

その甘いボールを筒香が見逃すはずはなかった。

内角の中段のゾーンはまさに筒香のホットゾーン、このゾーンの打率は.448、8本塁打という非常に高い打率を残していた。そのゾーンにボールは吸いこまれるように入って行ってしまった。筒香がフルスイングで捉えた打球は瞬く間にライトスタンドに突き刺さるサヨナラホームラン。一人でチームの3得点全てを叩き出す大活躍。筒香のバットが試合全てを飲み込んだような試合だった。今年は何かが起こる、ファンが今年はAクラスに行けると感じた試合だったのではないだろうか。

 あまりに劇的な幕切れ、この試合に解説で訪れていた中畑清前監督も筒香の成長に目を細めていた。チームの柱になると2012年から重用し成長を促し続けた前指揮官だからこそわかるものがあったのだろう。
 普段は寡黙に徹し、自身の数字に興味を示さない筒香も、勝利に直結したこの一発は、笑顔でダイヤモンドを回るに十分な結果だった。

次はCSでの一戦を取り上げたいと思います。
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テーマ : プロ野球
ジャンル : スポーツ

#201 なにが出るかな?「モンスターファーム2」

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PSの名作ゲームは数多い、その中には野心的な試みを持って作られたゲームも散見される。それら名作ゲームの中でもCDという媒体自体に目を付けたゲームがあった。テクモが1997年に発売した「モンスターファーム」である。音楽やゲームの媒体として当時最盛期を誇ったCD。「モンスターファーム」ではCDの総再生時間やトラック数を参照してモンスターを生み出すという画期的なアイディアを用いることで新たな楽しみを盛り込むことに成功したのだ。
CDからモンスターを再生という奇抜な発想の下地を作ったモンスターファームは販売本数も70万本を超えシリーズ化に成功した。そしてそのシリーズで最も評価が高いのが今回取り上げる「モンスターファーム2」だ。

大まかな目的としては、プレイヤーは新人ブリーダーとしてスタートし、CDから生まれたモンスターを育成、定められた公式戦を勝ち抜き、最終的には最高難易度の四大大会を制覇し、名人の称号を手にすることが目標になる。

モンスターのタイプだけで38種、総計400種類近くのモンスターが登場する本作はシリーズ内でも圧倒的に登場するモンスターの数が多い。さらにはCDにちなんだモンスターの名前や(例、反町隆史のシングル「POISON 〜言いたい事も言えないこんな世の中は〜」を再生するとピクシー×???のポワゾンが登場する等)CDの名前にちなんだステータス(JUDY&MARYの「くじら12号」を再生すると、グジラ×ピクシーのピンクグジラが再生され、ステータスが全て12で出現する等)ユニークな仕掛けもある。

1年を52週間で構成され、1週に1回育成、休養、大会、アイテムの内どれかを実行できる。(アイテムはモンスターに与えても週の経過はないが、1週に与えられるアイテムの数は一つだけ。)
モンスターファーム1では、使用可能なアイテム数などに制限がないため、容易に長寿命のモンスターをそろえることが可能だった。つまるところまだ洗練されていない部分が多く、それを見事に打破したのがモンスターファーム2だった。

モンスターによって幅はあるが、おおよそ4~6歳までの寿命の中で、モンスターを育てあげることになる。戦闘で有利になるガッツ回復のスピードや寿命などはモンスターによって個体差が大きく。短命な種族でも、長命な種族と掛け合わせると(例ピクシー×プラント)1年以上寿命が延びたり、ガッツ回復のスピードがあがったりするため、最初のモンスター選びは非常に重要な部分でもある。
しかし根気よく育てればどの種族のモンスターでもクリアは狙えるため、モンスター愛こそがすべてといっても差し支えないだろう。ただ傾向としてはバランスの良いタイプやパワーや頑丈さを売りにしたタイプより、命中と回避が高いヒット&アウェイ型が一番安定して勝利を目指せるのではないかと考える。(終盤の相手の攻撃は威力が高く、何より当たらないことがベスト。ただやたらと命中と攻撃力が高いキャラがいるため、結局どこかで苦戦を強いられる可能性は高い。)
特に対戦で重要となるガッツゲージの駆け引きは熱い、モンスターは技を出すために必ずガッツというMPのようなものを消費する。これは初期値が50からスタートし、時間の経過ごとに回復していく(上限は99)。この数値が高いほど技の命中率も上がり、ダメージも増加する。しかし技を使って消費したり、相手の攻撃を食らうと数値も減る。大型でパワータイプのキャラは往々にしてガッツの回復スピードが遅く、スピードや賢さが売りのタイプのキャラはこの回復スピードが高い傾向にある。技の中には相手のガッツを大幅に下げる技もあり、これらを駆使することで相手に何も行動をさせずに勝つこともできる。ガッツ回復が早いという特性は紛れもなく圧倒的なアドバンテージであり、初心者はまずガッツ回復が早いキャラを育成するといいだろう。

 今でもついつい遊んでしまう完成度の高さはまさに名作、今ではPS3のゲームアーカイブなどで配信されているため、最近のゲームに飽きた人は遊んでみてはいかがだろうか。



テーマ : レビュー・感想
ジャンル : ゲーム

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Author:ppsnuwa
趣味に生きたい社会人
野球とF1とゲームと漫画をこよなく愛す
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